2007年 05月 09日
ポーランド ~クラクフ・オシフィエンチム編 2 ~ |
クラクフでは遊び過ぎがたたったのか観光を終えてから急に熱が出てお部屋で即寝でした。
旅行に来るんだから体調を整えてくるのは当たり前なのに...おかげさまでポーランド料理は
スープしか飲むことができませんでした。 無念。
ここはアパートメント式のホテルで普通のお家の一部屋を改装してあります。
ヨーロッパの古い建物そのままなので天井も普通に比べるとかなり高い!
そしてお部屋には100年物の暖炉もあったりして素敵なお部屋でした。
でもやっぱりお部屋は素敵でも~
折角旅行に来ているのにめい一杯楽しむことが出来なくてかなりヤキモキしてしまいました。
やっぱり何をするにも身体が基本!!本当に健康には気を付けなくてはねぇ...。
老公は体調が戻らなかったらすぐに旅行はやめてお家に帰るというし
何がなんでも治さねば~と激寝したお陰か2日目は本調子ではなかったですが
なんとか外を歩ける程度になりました。
お天気も良いしやっぱりここまで来たからにはということで旅行を続けることになりました。
でもなんか体調悪いままオシフィエンチム(アウシュビッツ)行くのどうかなぁ...私その重圧に耐えられるかしら?と思ったりしていたのですが,やっぱりこの目でしっかりみなければばならないと思い行ってまいりました。
クラクフから車で約70キロ。
ナビにしたがって進んでいくといつしか観光バスが連なってる。
思わずバスの後ろを付いて行くと到着したのが
「第2アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所」でした。(順番逆です)
本当に広い広い敷地。
全てが有刺鉄線で囲まれています。
ここで行われたことを考えながらひたすら線路脇を歩いていきました。
お天気はとってもよいのに色んな思いが入り混じってやっぱり全てがなんだか重かった。
そしてここを後にして「第1アウシュビッツ強制収容所」に向かいました。
こちらはほぼ当時のままを残しています。
入口ゲートには「ARBEIT MACHT FREI」=「働けば自由になる」
というスローガンが掲げられた門があります。
28の囚人棟があり今はそのいくつかがミュージアムになっています。
廊下に飾られた沢山の写真。
当時の鞄,靴,衣服・・・囚人になった方の当時の生活がまだそこに残ってました。
量も半端じゃなく山積みになっていて本当にそれが自分と同じように普通に生活をしていた人が突然囚人にされたことを物語っていて本当に悲しかったです。
ドイツではこの事実は未だに「タブー」の風潮があります。
私はやはり隠すのではなく,
沢山の方が訪れて見て感じるだけでもして欲しいと思いました。
もちろん日本も同じような問題を抱えているかもしれません。
他の国のことを言っている場合じゃないのかもしれない。。
でも今は誰が悪かったかということより,
特に若い人にこういう事実を見て感じてもらって,
それぞれが色んなことを考える機会を作ってあげるべきだと思いました。
なんだかとっても重くて難しい内容になってしまいましたが,
やはり私はこのオシフィエンチム(アウシュビッツ)を訪れたことで
自然とそういうことを考えさせられたし,
今のドイツについても考えるようになってしまいました。
そして自分の国についても。
二度とこういうことが起こらない事を心より願います。
旅行に来るんだから体調を整えてくるのは当たり前なのに...おかげさまでポーランド料理は
スープしか飲むことができませんでした。 無念。
ここはアパートメント式のホテルで普通のお家の一部屋を改装してあります。
ヨーロッパの古い建物そのままなので天井も普通に比べるとかなり高い!
そしてお部屋には100年物の暖炉もあったりして素敵なお部屋でした。
でもやっぱりお部屋は素敵でも~
折角旅行に来ているのにめい一杯楽しむことが出来なくてかなりヤキモキしてしまいました。
やっぱり何をするにも身体が基本!!本当に健康には気を付けなくてはねぇ...。
老公は体調が戻らなかったらすぐに旅行はやめてお家に帰るというし
何がなんでも治さねば~と激寝したお陰か2日目は本調子ではなかったですが
なんとか外を歩ける程度になりました。
お天気も良いしやっぱりここまで来たからにはということで旅行を続けることになりました。
でもなんか体調悪いままオシフィエンチム(アウシュビッツ)行くのどうかなぁ...私その重圧に耐えられるかしら?と思ったりしていたのですが,やっぱりこの目でしっかりみなければばならないと思い行ってまいりました。
クラクフから車で約70キロ。
ナビにしたがって進んでいくといつしか観光バスが連なってる。
思わずバスの後ろを付いて行くと到着したのが
「第2アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所」でした。(順番逆です)
本当に広い広い敷地。
全てが有刺鉄線で囲まれています。
ここで行われたことを考えながらひたすら線路脇を歩いていきました。
お天気はとってもよいのに色んな思いが入り混じってやっぱり全てがなんだか重かった。
そしてここを後にして「第1アウシュビッツ強制収容所」に向かいました。
こちらはほぼ当時のままを残しています。
入口ゲートには「ARBEIT MACHT FREI」=「働けば自由になる」
というスローガンが掲げられた門があります。
28の囚人棟があり今はそのいくつかがミュージアムになっています。
廊下に飾られた沢山の写真。
当時の鞄,靴,衣服・・・囚人になった方の当時の生活がまだそこに残ってました。
量も半端じゃなく山積みになっていて本当にそれが自分と同じように普通に生活をしていた人が突然囚人にされたことを物語っていて本当に悲しかったです。
ドイツではこの事実は未だに「タブー」の風潮があります。
私はやはり隠すのではなく,
沢山の方が訪れて見て感じるだけでもして欲しいと思いました。
もちろん日本も同じような問題を抱えているかもしれません。
他の国のことを言っている場合じゃないのかもしれない。。
でも今は誰が悪かったかということより,
特に若い人にこういう事実を見て感じてもらって,
それぞれが色んなことを考える機会を作ってあげるべきだと思いました。
なんだかとっても重くて難しい内容になってしまいましたが,
やはり私はこのオシフィエンチム(アウシュビッツ)を訪れたことで
自然とそういうことを考えさせられたし,
今のドイツについても考えるようになってしまいました。
そして自分の国についても。
二度とこういうことが起こらない事を心より願います。
by neues-leben
| 2007-05-09 18:18
| Polen-ポーランド
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